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弘法山(こうぼうやま) |
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planning by Yumiko |
【DATA】
登った日 2004/10/24(日)
お天気 うす曇り
メンバー8名 (rena, yuuko, ∀kiko, kaori, mai, hanako, yocchan, yumiko)
山の高さ 235m
登った高さ 約175m
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弘法大師が修業したという山頂で野点を楽しむ |
■地図■ 国土地理院地図閲覧サービス弘法山
■アプローチ■ 秦野駅(小田急小田原線)
■スケジュール■
秦野駅10:10=10:15弘法の清水=10:45弘法山公園入口=11:07権現山11:35=12:10弘法山
(ランチ&野点)13:50頃=14:50頃 吾妻山=15:15頃 鶴巻温泉 【total =約5h】
■温泉■ 鶴巻温泉「弘法の里湯」
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お茶にきものが趣味のおっとり26歳*renaちゃんのreport! |
今回の山行は秦野駅→権現山→弘法山→鶴巻温泉という行程で、大久保さん、大久保さんの旦那様、あきこさん、あきこさんのお友達*かおりさん、新しいメンバーのまいさん&はなこさん、ゆーこさん、私の8名でとり行われました。
妊娠中の大久保さんを気遣って旦那様が初登場です。大久保さんいわく、「でぶや」の石塚似ということでしたが、シンクタンクでエコノミストをされている知性派かつ長身のイケメンでいらっしゃいました。その旦那様を筆頭に10:00過ぎに秦野駅を出発。
まもなく秦野の有名な湧水に到着。昔お坊さんがこの地に訪れた際、遠くから水を汲んできて、もてなしてくれた親切な村人に「ここを掘ると水が出る」と言ったそうな。そんな由来の所でした。先にきていたおじさんが、生で飲むのはやめたほうがいいと言ってくれたのですが、ちょっとならいいかな?という事で水飲み休憩。
それからしばらく歩いた後、権現山にある展望台に到着、そこはかとなく中華風な趣のある不思議な展望台でした。晴れていれば富士山が見えるらしいのですが、この日は曇天で見えず。残念!!展望台の隣に聖徳太子風銅像&なぜかヘレンケラーの記念碑が(あきこさん発見)。秦野とヘレンケラーの関係について調べると「へぇ〜」な発見があるかもしれないななどと思いつつ先に進みます。
汚染の歴史を乗り越え今年市より安全宣言が |
道はよく整備されているのでファミリーもOK |
そこはかとなく中華風の権現山展望台 |
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あきこさんからすの羽発見。前回も思いましたがこういう珍しいものをみつけるのがお上手です。
その後も、秦野ライオンズクラブプレゼンツの中華風な女の子のオブジェや、おもしろ記念碑がいろいろありまして、秦野ライオンズクラブの底力というかユニークな感性に驚かされました。みうらじゅんが喜びそうです。
カラスの羽がお似合いの∀kiko
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会田富二男作「森に生きる」。鬼の子らしい |
小さな貝殻のような蝶がたくさん!
小鳥が喜びそうな赤い実 |
飲むとよく乳がでるという井戸と鐘のある場所迄来ます。鐘を突きたい欲望を井戸水を飲んで抑え、昼食タイムです。昼食中どこからともなく猫ちゃんが3匹登場!!大久保さんも旦那様も猫好きのようで嬉しそうでした。私も猫好きなので、思わぬ来訪者に感激でした。
以前は白く濁り、乳の香りがしたそうな |
昭和31年までは時の鐘として機能していた鐘楼 |
どう考えても血縁と思わせる美猫が三匹 |
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昼食後、8人と3匹で大久保さん持参の野点セットとあべかわもちで茶会が行われました。お茶のお稽古でご一緒させていただいているということで、私が亭主を務めさせていただきました。私も野点は初めての経験で、作法とかあったものじゃないという感じでしたが、参加された皆さん、雰囲気だけでも感じていただけたでしょうか?なにはともあれ、風流な一時を過ごさせていただき、大久保さんに感謝です。今度は是非桜の季節に、また今回来られなかった方達と大勢でやりたいなと思いました。
鶴巻温泉に向けて出発。単調な道が続き、皆が無口になったときも旦那様は機知に富んだトークで皆さんの心をつかみ、すっかり「先生」に。困った顔をしたかわいい柴犬(でも噛み付くので注意の張り紙あり)に出迎えられ、無事下山。温泉に入る組と入らない組に分かれ、先生の、「家に帰るまでが遠足ですから」で締め。皆さんお疲れ様でしたー!!
手首のスナップが抜群のお手前 |
こんなに可愛いのに小さい頃いぢめられたのかな |
いつまでも入っていたくなるような弘法の湯 |
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参加メンバーのvoice! |
mai*
からっぽクラブ初参加の朝。集合場所でみなさんとお会いできて、ビビッときました!「楽しい登山になりそうだな!」って。本当にその通りでした!
あざみの花がかわいかったこと。野だてのお茶がおいしかったこと。
ネコがかわいかったこと。頂上のお水がおいしかったこと。
由美子さんの様子をみて、母親になる人の強さに感激し、素敵だなって思った事。
晶子さんが羽を帽子につけていてステキだったこと。
かおりさんの手作りTシャツがかっこよかった事。ゆうこさんの海外話がすごく新鮮だった事。
はなこさんの屋久島の話を聞けてうれしかったこと。抹茶をたてるれなさんが素敵だった事。
由美子さんの旦那さんのお話がとても楽しくて素晴らしいリーダーだったことなどなど。
得られたものがたくさんあり過ぎて、疲れを全く感じない程でした。
少人数での登山経験しか無い私にとって、8人で一列になって、登るのはすごく新鮮でした。興味深いお話や、絶える事のない笑い声、一人が珍しい虫や植物を発見すればみんなでそれを観察し分ち合えること、からっぽクラブの良さ、みんなで登る良さってたくさんあるんだなって実感し、山がくれたこの繋がり・縁に心から感謝したい気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします☆
hanako*
今回、初めて参加させていただいて、ちょっとどきどきでしたが、由美子さんはじめメンバーのみなさん、とてもいい方ばかりで、楽しめました。思い切って参加してよかったです。山での茶道は風流がありましたね。またこれからも参加したいと思ってますので、よろしくお願いします。
yuuko*
昨日は本当に楽しい時間と空間をありがとうございます。とっても充実した一日でした。
なんと言っても「野立て」は優雅でした。由美子さんをはじめ、すごーく和むメンバーで嬉しかったです。特に先生(由美子さんのご主人)の楽しいトークには感激でした。また次回のからっぽに参加したいです。
∀kiko*
今回私にとっては”目”がキーワードだった。山登りをしていて出会ったヘレン・ケラーの像、童子を頭に載せたふくろうの像の全てを見透かしたような目。弘法山にあった太子堂の中の空海の宇宙人のような目。”目は心の窓”というのは本当だよなあ、とつくづく思う。
山頂に着いて井戸から汲み上げて飲んだ水のおいしかったこと。そしてその水を沸かして野点でお抹茶を味わった贅沢な時間。辺りを戯れる可愛らしい猫。そこにあった大きな鐘の響き。体の中から浄化されていく心地よさ。イチョウの大木に抱きつくととても温かかった。
下山途中に出会った初めて見るワインレッドの黄金虫。ひょっとして恋をしていたのかな?・・・
一緒に登った8人の目もとてもきれいだった。ありがとう。
kaori*
ゆみこさん、ご一緒した皆さんありがとうございました。
山頂、鐘つき堂前での「野だてのお茶会」は思いで深いですね。
今回は先導役となった、旦那様の登場で先生に引率される女学生気分が味わえました。そして、そんな風なトレッキング気分の私達とは全く違って、後ろを一人静かに(お腹の赤ちゃんと)歩くゆみこさんの姿に「登山家」の表情を見て、その静けさと集中力が美しいなと感動しました。
yocchan*
夫という立場にありながら、今回が初めての参加でした。さすがに、「何かあったら大変」ということで、補佐的な気持ちで参加しました。結局、いつの間にか(と言うより最初から)先頭に立って、後ろからゆっくりついてくる妻を時々振り返りながらペースを合わせるようにする形になりました。それでも身重の妻には速かったようで、いろいろな人がいる場でリードすることの難しさを感じました。
ゆっくり歩いた分、参加した皆さんとお話ができて楽しかったです。僕の話は馬鹿話ばかりで、恐縮でしたが・・・。自然の中をゆっくり歩くのは、日常生活のテンポを大きく変えることができていいですね。「癒し」という言葉が近いのかもしれませんが、ときどき「チェンジアップ」が必要と言うことを学んだ気がします。
追伸:どうも妻の仕事場に乗り込んだようで、妙な気分もありましたね。
yumiko*
前回、今回とも富士山の見える場所を選定したにもかかわらず、あいにくの曇りでその姿を拝むことはできませんでしたが、雨に降られることもなく、計画通り歩けて本当によかったです。今回もジョイントしてくれた絵描きの∀kikoに、「からっぽクラブの人たちって、本当にいい人ばっかりだね〜」と言われて、とってもうれしかったです。
あと、いきなりデカイのがついてきてビックリされたと思いますが、今回経験のあるメンバーの参加が叶わず、やはり妊婦の身、何かあったときにみなさんに迷惑をかけてしまうことになるので、直前まで迷ったのですが、だんなについてきてもらうことにしました。案の定、今の私ではみなさんのペースについて行くことができないので、先導役として来てもらってよかったと思っていますが、みなさんはおイヤではなかったですか〜?
しばらく、私は今回以上歩く企画をたてることはできませんが、ゆっくりのんびり企画なら参加させていただきたいと思いますので、みなさんも気軽に声をかけてくださいね!
そこら中を彩る可憐な野アザミ |
お地蔵様の向こうには鶴巻温泉の町並みが |
ワインレッド色の黄金虫を見入るみんな |
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