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地平線会議のパーティーでサバイバルする氏 |
ラッセルしているときや調子のいい長距離走のときなどは息が上がっているのに、透明人間になったような気がします。子供時分にかなり本気で水泳をやっていた関係で、水の中で体が自由に動くときも、かなりからっぽです。時間を忘れるのは、自分の思っていることが文字に変わって行くとき(楽しい原稿を書いているとき)ですが、残念ながらほとんどないです。以上は簡単にいえば、ラッセルハイ、ランナーズハイ、ライターズハイでしょうか。イトの先のスルメに食いついた大きなザリガニをそっと引き上げているとき(この後網でぱっとすくう)、照らしたクヌギにノコギリクワガタが止まっていた時なんかもかなりからっぽです。大きな岩魚の一メートルくらい上にうまく毛バリが落ち、食い筋に乗って岩魚に毛バリが近づいていく瞬間、僕と毛バリと岩魚と流れる水は世界の外にあります。本当に時間が止まって、なにもなく、かつ世界のすべてがそこにある。でも、からっぽなのはチャーハンや野菜炒めをつくっているときかな。
待ちに待った氏の自伝ついに上梓 「サバイバル登山家」(みすず書房) |
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鎌で一つ一つ畑の草取りをしているとき。
草と向かい合うと、だんだんと草しか目に入らなくなってきて、
世界には自分と草しか存在していない、ように感じる。
そうなると、だんだんと無意識になってきて、
自然と身体が動くようになるんです。
ハッと気が付いたときに、畑が綺麗に片付いているときの爽快感と達成感は、草取りでないと味わえないですね。
終わったときには、身体に染み付いた悪いものが全て剥がれ落ちたような感じです。
しぶや野菜HP 私も、安全で美味しいお野菜とお米を送っていただいています♪
→新妻ゆみこさんの「農家の嫁のもぎたてな毎日」はこちら! |
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作品にしていく各作業のなかでも一番密度の濃い時間をすごすのは、編集が終わってノイズを整理し音楽をつけた後に行う、ナレーション録りの真っ最中。ここは最後に緊張するところだし、1つのシーンが全部できあがってくる瞬間なので、うまくいった時にはすごく幸福感がある。今回の作品の場合、ナレーターに吉岡秀隆くんを起用したのは冒険だったが、最初のひと読みで「あぁ」っと電気が走ったような感覚があった。
「プージェー」 グレートジャーニーでおなじみの探検家・関野吉晴さんがモンゴルで出会った少女のドキュメンタリー。全国各地で公開中!
「障害者イズム〜このままじゃ終われない〜part1 自立への2000日」 |
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森の中にいて、心地よい風を感じ、
世の中全てに感謝したくなる気持ちのとき。
眠る前5分、お月様に今日のお礼と明日が来る喜びを伝えるとき。
でも一番は、愛犬の風雅をごろごろして抱きしめるとき!
祝★厚生省の助成金獲得!!
これを見て署名にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
「Cure Sarcoma」 肉腫の標的遺伝子療法を推進する会
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うーん、何だろうなあ。山に登っているときも海を渡っているときも、自分の好きなことも思いっきりやってる瞬間はいつもからっぽだと思います。都会では、客の少ないマイナー映画なんかを一人でぼーっとしながら見てるときとか。
ANCIENT Futures
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紅葉した山道をゆっくり走っている時。
山の家で大小二匹が寝そべるそばで
グレン・グールドを聴いている時。
地平線の25年の歩みが、この1冊に!「地平線大雲海」がついに発刊!826頁には、「からっぽの魔法」のトップページの元イラストも
地平線会議ホームページ |
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会議中、目の前のレジュメの余白に、
無意識に字を書いているときかなぁ。
(って、会議中にからっぽになってどうする!)
嶌峰義清の「マーケットウォッチング」
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わんちゃん10匹車に乗せ、郊外の公園に散歩に出かけたときかな・・・。
新鮮な空気を思いきり吸い、辺りの木々の緑、野の花を眺めながら歩いているとき、一瞬そんな感じになるの・・・。
革工芸「紫陽花の会」主宰 |
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夜の夜中にお酒を二合ほど。なーんにも考えてません。田舎ですからね。とっても静かで、窓越しに星が見えたりするんですよ。
ONo'web 〜夢は白き氷河の果てに
オリジナルDVD「パミールの3つの峠」好評発売中!
こちらで映像の一部がご覧いただけます。お申し込みはこちら |
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イメージ画を書く、型紙を抜く、布を裁つ、縫いまくる、ジョイントする、綿を詰める、表情をつける…。テディベアを生み出すための、どの行程にも、意外にも「からっぽ」な瞬間は常についてまわっています。イメージした子がどんな子になっていくのか早く会いたくて会いたくて。ひとつの命をこの世に送り出
す瞬間の感動に似ているのかも。ぎゅーっと抱きしめた瞬間、産みの苦しみもすべてバラ色にかわっていくんだもの。
Heart Bear Company |
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やるぞーって決めてやったことで、身体を目一杯使った後ふっとぬけたところ。走るのでいえば、ぐうーっと上がっていって、巡航速度に入ったあたり。ポッとぬけたような感じになる。気持ちいい。身体と意識の両方が研ぎ澄まされて、まわりの世界を取り込んでいる感じがする。そういうときは、おおっ、生きてる生きてる、身体のこの辺の細胞も生きてるし、ああ、この辺も生きてるんだなあって思う。
毎月第3土曜日(原則)、科学談話室みわ塾開催! |
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アルパマヨ(南米の山)に登ったとき!
その山にはずっとあこがれを抱いていて、写真でしか見たことがなかったその山が目の前に現れた瞬間とか、アルパマヨの頂に向かってアックスを振っていた時なんか、ずっと顔は緩んでいたんだろうなあ。
その時の自分の能力でできる最高の登山だった。これからもずっと山に登っていようとという気持ちが絶対になった。 |
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1つのテーマで、ディスカッションをしているとき。
しゃべっているのは紛れもない自分自身なのですが、話を聞いて、理解して、考えて、自分の考えをまとめて、話して…という繰り返しをしているとき、通常時の自分以上の力がだせる気がします。
余談ですが、密度の濃いディスカッションに参加するとハイになるらしく、幸福感を押さえきれずに駅から家まで走って帰ることがよくあります。 |
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演武会の時の様な、ある意味で実戦に近い気合い
で相手に向き合った瞬間、相手がどの様に打ち込ん
で来るのかが、完全にわかることがある。そういう時
は、思った通りのところへ、まるでスローモーションの
映像を見ている様に、相手が打ち込んでくる。それ
を、間違なく自分のイメージ通りに身体が動き、捌い
ていく。そして、身体とは別に、冷静に見つめている
自分を超えた自分がいる。
柳生心眼流體術 荒木堂 |
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自然と私とが、本質的に同じもである
と感じるとき。
例えば、山登りなど、スポーツをしていて
身体的に世界と思いきり関わっているとき。
例えば、月の輝きを感じたとき。
「早稲田ウィークリー」〜ぴーぷる |
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