≪アプローチ≫
小田原線 伊豆箱根鉄道大雄山線
≪コース≫
[08:57]大雄山駅[09:15]=(BUS)=道了尊(バス停)=最乗寺(和合下駄)[09:40]=石仏12体= 二組に分かれる=[10:40]明神岳見晴小屋(小田原方面に展望)=[11:00]2本目の林道(40人の団体を抜く)= 神明水=[11:55]相談・アイゼン装着[12:10]=頂上到着(明神ヶ岳1169m)先行組[12:30]・後続組[12:40] 昼食・相談[13:15]=宮城野分岐の鞍部=[15:00]宮城野橋(下山)=勘太郎の湯=小田原駅
■スノートレッキング
お天気最高!しかし前日が大雪!
おおくぼ ゆみこさんは、ふたつのコースを用意してくれました。
・雪の「明神ヶ岳」
・安全な「幕山」
みほさんとみどりさんが、元気よく「明神ヶ岳」に挙手!
からっぽクラブ初!雪の中の山行となりました!
到着してみると、 お布団のように、ふかふかな雪に覆われた地面。 すすむ林道には、風に吹かれた粉雪が、
木々の隙間から降りてきた光に照らされて キラキラと舞っていました。
「人型 作れそ〜だよ!!」(候補:ななさん 又は ゆみ太郎らしい) はしゃいだ声が聞こえてきます。
雪は楽しい!
■体調不良
最乗寺をすぎ、10分経過したころだろうか
きょうこさんの様子がおかしい?
「どうしたの!?」
「気持ち悪い・・・」
ふと、わたしの体調不良も心によぎる。
朝の移動のとき、カレーパンを食べて腹痛を起こし、途中下車をしたのでした。
いつものパターンでスッキリ。とどめに正露丸を飲んで参加。 薬があってよかったとつくづく思いました。 朝から脂っこいものを食べるべきではない(反省)
やがて、きょうこさんはすっきりしたというので、 進んでみることにする。だけどやっぱり 「気持ちが悪い」らしい。帰ったほうがいいかもしれない。
少し先に進んだみんなに知らせると、ゆみこさんが戻って来てくれました。
「私がついてるから、みんなは先に行ってて!!ゆみ太郎さんも!!」
そこから
ななさん、ともみさん、みどりさん、ゆみ太郎、みほさん 5名
きょうこさん ゆみこさん 2名
ふたつのグループに分かれることになりました。(隊列の順番 後続2名は予測)
石仏12体 どうか無事に登れますように
■ ふたつのグループ
★40人の団体と一緒に登山
例によって、中高年の団体と遭遇 会話が楽しい。
「そっちのねぇちゃんたちと登りてぇな!(2回言われた!おじ様 ごめんなさい。)」
「〇〇さん!そっちに行ったら?」
「7人!?七福神か!?」 明るく話し掛けてくれます。
みほさんがこの団体さんよりも、先に行こうと提案。
40人が歩いた跡は、雪が踏み固められて滑るけれど、
その前だと、新雪の状態
歩きやすさがまったく違うのです。なるほど〜。
雪に映る影
日にあたる雪の結晶が 小さなダイヤをたくさん 散りばめたように輝いていました。
★登っていると暑くてたまらない。 服を脱ぎアンダーシャツだけになる。
お天気最高 眺めよし!
ななさんが気を利かせて、ゆみこさん達と連絡をとってくれました。
「きょうこさんが回復して、後から追ってくることになったそうですよ。」
帰ってしまったのでは?と、心配していたので これで、ひと安心。なんだか嬉しくなりました。
真っ白な雪に触ってみる
サラサラっと 指からこぼれ落ちていく。
ほてった身体にその冷たさが心地よい。
「神明水」で喉を潤す(軟水)
★連絡が取れない!?
しばらくすると携帯が圏外になり、 後続の二人との連絡が途絶えてしまいました。
雪山の装備が万全ではない5人の顔に不安の色が広がりました。 このまま登れても、降りるのは!?
みほさんがリーダーシップをとり、相談した結果、 頂上まで行ってみることになりました。
電話が通じるかもしれないと判断したからです。
■頂上・合流・昼食
★頂上到着 だけどやっぱり電話が通じない。 予想通りこちら側は圏内にはなったけれど、今度は向こうが圏外らしい。 すると!
「わっ!!来たぁ!」 「早い!!」
到着してからわずか10分後、後続グループ 頂上に到着 昼食は全員そろってとることが出来ました。 きょうこさんも体調が回復したらしい。ホントによかった。
ふと空を見上げると青い空に黒い雲も。 山の天気は変わりやすいってホントだ。
ゆみこさんを囲んで相談
予定していた明星ヶ岳は断念
駅への最短距離 宮城野へ向かうことに。
■雪の降り道
足を下ろしたら、ズルリと滑りそうな雪道に 腰が引けちゃうメンバーが出てきました。
☆ゆみこさん降り方のワンポイント
・下りはストックを長めに調節して自分の前について、 第3の支点として安定をはかる
・足をフラットに下ろす(グリップが効く) ・足幅は小さく
わたしは念のために持っていった軽アイゼンが大活躍。 最初は履かずに進んでいたんですが、装着してからは 別人のように足取りが軽くなりました。
なんと先頭を進む ゆみ太郎でした!
みんなの登山靴
サラサラのきれいな雪。途中休憩中に、雪合戦などして遊ぶ。
子供に帰ったような気分♪ 最後になってやっと 大文字がみえました。
おわり
◆体調不良続出
慣れない雪で緊張したのか、わたしも含め数人が、体調不良を起こしました。
食事中の方は御覧になりませんように。。。→ クリック
◆アイゼン
使ったアイゼンは4本爪 今回の登山は新雪だったので、ちょうどよかったです。
苦手な岩場でも、つま先をつかって降りることができました。
しかし凍った状態だったら、この軽アイゼンでは足りないと思います
★ゆみこさん アイゼン購入アドバイス
軽アイゼンは、簡単なスノートレッキングの他 夏の高山の雪渓歩きにも重宝します。 お店に登山靴を持っていき、合わせること。 装着に時間のかかるバンド式よりワイヤー固定式の方が便利。 どちらにしても、現地ですばやく装着できるように家で練習しておくこと。 氷化が予想されるときやスノートレッキング以上の雪山には 12本爪のアイゼンを! ヒールがビンディング式のアイゼンは、靴の踵にコバと呼ばれる 引っかかりがないと装着できないので要注意。
◆雪山の重ね着 ご参考
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